舌磨きの必要性
-父親と母親に調査 子供への活用の意識低下-
舌磨きが必要だと思っている父母は50.6%いる一 方で、子供に必要だと思っているのは、 父親は42. 0%、 母親は44.7%にとどまることが分かった。
SHIKIEN (本社・新潟市、 田中道男社長) が4月 26~27日に20~49歳の父親362人、 母親 360 人に対してインターネットで調査したもの。
「舌ブラシをしっていましたか?」の質問に父親の 61.9%、 母親の62.5%が「はい」と回答。「使ったこ とがありますか?」の質問に父親は33.1%、 母親 は36.1%が「はい」と答えた。 舌ブラシを使いたい かという質問に対して父親、母親共に、 50.6%が 「はい」と回答した。
同調査結果に、新潟大学大学院医歯学総合研究 科摂食嚥下リハビリテーション学分野の井上誠氏 は、 「全身の健康は口から。 将来の健康寿命延伸 や、健康管理の上で、むし歯や歯周病の予防に加 えて、舌を清潔に保つことも大事」と述べた。
また同社の子供用舌ブラシ開発担当の宮永氏は 「コロナ禍で口腔ケアが見直され、 舌ブラシ市場が 急拡大している。 子供のころから『舌磨き習慣』をつ けてもらい、 将来に向けた健康習慣を身につけても らいたい」とコメントした。
(6/6 日本歯科新聞より)