電子タバコも口腔疾患リスク
電子タバコは、紙巻きタバコに比べて健康被害が少ないと考えられているが、口腔疾患について同等の有害性がある。
アメリカ・ロチェスター大学のIrfan Rahman教授(環境医学)らの研究グループが警告している。
電子タバコは歯周疾患の原因とされるニコチンが通常のタバコより少ないものの、蒸気が歯周組織の細胞に有害で、特にメンソール味の蒸気は有害性が大きいという。
Rahman氏は「電子タバコの蒸気にさらされていると、口腔の細胞の53%が3日間で死滅する」と指摘。
電子タバコが安全という誤解を解こうとしている。
(12/6 日本歯科新聞より)