所得と残存歯が比例
-国民健康・栄養調査 厚労省-
世帯所得が低いほど残存歯が少ない。
厚労省が無作為抽出した5432世帯を対象に実施(有効回答数3648世帯)した平成26年国民健康・栄養調査で明らかになったもの。
所得と残存歯数の結果では、20歯未満の割合は世帯所得600万円以上の男性が20.3%に対し、200万円〜600万円未満は27.5%、200万円未満は33.9%、女性は600万円以上が25.8%、200万円以上〜600万円未満が26.5%、200万円未満で31.2%だった。
所得と年齢に関係なく自分の歯を20本以上有している割合は72.8%で16年の73.4%、21年の71.9%と比較するとほぼ横ばいで推移している。
年代別では20〜29歳では16年が98.8%、21年が99.2%だったが、26年は100%になった。
70歳以上は16年が28.6%、21年が29.6%、26年が37.1%と増加傾向にある。
(1/1 日本歯科新聞より)