歯科でも生活習慣のカウンセリング重要
-糖尿病の歯周炎患者治療で-
生活習慣に大きく影響される糖尿病と歯周病は互いに関連性が強く、どちらも自覚症状が乏しいため、歯科においても生活習慣の改善を患者に促すカウンセリングは重要―。
「互いに影響する歯周病と糖尿病は、生活習慣とも密接に関与する」と述べた上で、「カウンセリングで、患者の生活習慣や価値観なとを把握する取り組みが大切」と指摘。
「比較的治療期間の長い歯科であれば、カウンセリングの役割を担うことが可能」とし、「患者の生活習慣改善を促すコミュニケーションは、歯科においても必要」と強調した。
そして、「咀嚼力が高まると一時的に血糖値が上昇する」などの説明を患者や内科医師にも行う必要があると述べ、内科、糖尿病専門医との連携の重要性を訴えた。
(2/26 日本歯科新聞より)