歯磨剤がコロナを不活化
-日歯がHPで紹介-
歯磨剤に含まれるラウリル硫酸ナトリウム (SDS)などの界面活性剤が新型コロナウイルスを不 活化させ、他者への感染リスクを低減できる可能 性がある。 岡山理科大学獣医学部微生物学講 座の森川茂教授の執筆・監修した 「ウイルス感染 対策としての口腔ケア~歯磨剤の新型コロナウイ ルスに対する不活化効果」によるもので、 日本歯科医師会 (堀憲郎会長) がホームページ上に掲載 した。
森川教授の説明によると、 SDSを含む歯磨剤は、同濃度のSDS単独の水溶液よりもウイルスの不活化効果が高く、歯磨剤に配合されているソルビトールやプロピレングリコールなどの多価アルコールにより不活化効果が増強される可能性が示唆されたという。
(5/10 日本歯科新聞より)