歯周病菌 コロナへの防御を脆弱化
-アメリカ・ルイビル大学で機序解明-
歯周病原菌とされるP. ジンジバリスが口腔内の 抗ウイルス機構を抑制するため、 SARS-CoV-2 など口腔から侵入するウイルスからの防御が脆弱化する。
アメリカ・ルイビル大学歯学部のジュヒ・バガイト カー准教授(口腔免疫学)らが、 P. ジンジバリスを 含む口腔バイオフィルムと、 宿主の抗ウイルスサ イトカインであるインターフェロンの関連をマウス、 ヒトで検証。 P. ジンジバリスに慢性的に感染して いる宿主は、 ウイルス感染に対してインターフェロ ンによる防御を行う機構の活性が低下していることが分かった。
感染により、 P. ジンジバリス由来のプロテアーゼ がインターフェロン受容体を切断して反応性を低 下させているという。論文は、2021年12月21日 の米国科学アカデミー紀要にオンライン掲載。
歯科国際誌 『デンタルトリビューン』 (1月21日) はこの研究を紹介する記事の中で、「口腔に感染 するウイルスに対する免疫を強化する戦略の開発 に資する」と期待を示している。
(2/1 日本歯科新聞より)
この記事を監修した医師
こばやし歯科クリニック
院長/歯科医師
小林 裕直KOBAYASHI HIRONAO
当院の記事は「患者を家族のように想い、誠実で最良の治療を提供し続ける。」という当医院の理念のもと、院長が監修しています。不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
経歴
- 1994年 日本大学歯学部 卒業
- 1999年 こばやし歯科クリニック 開院
- 2001年 医療法人社団裕慈会 設立
- 2002年 宮の前歯科クリニック 開院
- 2010年 こばやし歯科クリニック 移転
- 2016年 せんげん通り歯科 開院
所属団体
- 日本顎咬合学会 会員
- 日本口腔インプラント学会 会員
- 日本歯科保存学会 会員
- Camlog Academy 会員

