東京歯科大学、慶應義塾と統合へ
学校法人の東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と慶應義塾(長谷山彰塾長)は11月26日、歯学部の慶應義塾大学への統合及び法人合併の協議を開始すると発表した。2023年4月をめどに協議を進めるとしている。
東京歯科大学は、10学部を擁する総合大学の慶応義塾大学との合併の可能性について検討し、機関決定を経て11月6日、慶応義塾に対して歯学部の慶応義塾大学への統合および法人の合併を申し入れた。これを受けて、慶応義塾は26日の評議員会での協議の開始を決定。統合・合併が実現すれば「医歯連携、医理工連携の強化・発展」「慶応義塾が有する先端的なテクノロジーの歯学への応用」など総合大学としての研究力・教育力の向上や、医学部と看護医療学部、薬学部、歯学部の医療系4学部による学際的な研究・教育の推進により健康長寿社会の実現に大きく貢献できると考察している。
(12/1 日本歯科新聞より)