児童生徒の口腔内崩壊
-医療費助成が影響-
東京都の児童生徒におけるロ腔内崩壊の有無には医療費助成の「ある」「なし」が影響している。東京歯科保険医協会(坪田有史会長)が実施、4 日発表した学校歯科治療調査で分かったもの。
「ロ腔内が崩壊状態と考えられる子どもがいたか」の質問で、小学校では医療費助成がない多摩地区等は「いた」が50%なのに対し、医療費助成がある23区等では32.07 %。中学校では助成なしの多摩地区等の「いた」34. 29 %に対し、助成ありの23区等では27.64%となっている。
調査は、2017年10月29日〜12月15日。特別支援学級の有無と、23区など区市町村による医療費助成がある地域と、多摩地区など市町村による医療費助成がない地域を区分して比較した。
( 3/6 日本歯科新聞より )