むし歯の自覚7割が「なし」
-よい歯の日アンケート-
サンスターグルーブオーラルケアカンパニーは、 4月18日の「よい歯の日」を前に、サンスター財団が一般企業などで実施している産業歯科健診の受診者で了解を得られた人を対象に行ったアンケート結果を分析し、「大人むし歯」の実態をまとめた。
対象は日本全国の20 ~ 69歳の男女3万8476人で、実施期間は2016年1月〜12月。
問診票による「歯が痛んだり、しみたりするか」との質問に、むし歯を保有しているにもかかわらず、「痛んだり、しみたりしない」とした回答者が74%に上った。
子供のむし歯が減少しつつあるのに対し、高齢者のむし歯は年々増加していることが厚労省の歯科疾患実態調査で示されているため、サノスターでは年齢を重ねると生じやすくなり、かつ自覚症状がないま進行してしまうケースが多い「ニ次う蝕」や「根面う蝕」を「大人むし歯」と呼び、その実態や予防を含めた対処方法等を啓発している。
(4/25 日本歯科新聞)