歯周病 要介護3以上で重度化
-保団連が訪問診療患者を調査-
要介護高齢者の7割が中等度以上の歯周病に罹患し、要介護3以上になると歯周病が重度化する傾向にあるのが全国保険医団体連合会の調査で分かった。
6日に保団連が開いたマスコミ懇談会で公表したもの。
調査は平成27年1月から8月にかけて同会会員が訪問診療を行った初診または再初診の2350人が対象で回答数667人、回答率28.4%。
訪問歯科診療を実施しているのは2割程度とされ、調査結果を見る限り、要介護者に対する口腔ケアの需要は多い実態が浮き彫りになった。
(10/18 日本歯科新聞より)