歯科受診控える 60歳代で25.3%
ー消費税引き上げの影響ー
4月からの消費税引き上げで「歯科受診を控えようと思った」と回答した市民や患者は全体で13.2%、60歳代は25.3%と4人に1人いる。
「保険で良い歯科医療を」全国連絡会が実施した市民アンケートによるもので、「治療せずにそのまま放置しているところがある」との回答も3割あった。
調査は7月1日〜9月末にかけて、同会に所属する各府県連絡会と加盟団体である日本福祉生活協同組合、全国保険医団体連合会などを通じ、市民、患者等に用紙を配布した直接記載と、インターネットで実施した。
回答は秋田、島根、長崎、沖縄を除く43都道府県の7149人から得た。
消費税の引き上げで受診を控えようと思ったとの回答の男女別では男性が47.2%、女性52.8%で、5.6ポイント女性が上回った。
(11/18日本歯科新聞より)