歯科医院ポイント導入
-実質値引き、医療格差懸念-
歯科医院で治療を受けると、商品券などと交換できるポイントがもらえるしくみが広がっている。
国民の医療費が、治療とは直接関係ない患者集めに使われている可能性がある。
患者にポイントを与えることで実質的な値引き競争につながり、全国で一律であるはずの医療の価格に差ができ、質の格差も生まれかねない。
厚生労働省も対策を慎重に検討している。
ポイントについて日本歯科医師会幹部は「歯科医が増えすぎて競争が激しくなった。こんなことでもして患者を獲得しないと歯科医院は食べていけない時代になった。」と嘆く。
(1/7 朝日新聞より)