手術で人工歯埋め込み -くらしナビ 医療&健康-
国の調査では60代で8割以上の人が歯を失っている。
厚生労働省が昨年公表した歯科疾患実態調査によると、60~64歳で自分の歯が1本以上抜けている人は83%を占め、失った歯の本数は1人平均5.9本。歯を失った時、治療には大きく分けて三つの選択肢がある。
一つは入れ歯、二つ目がブリッジ、そして三つ目が手術で人工の歯根を埋め込むインプラント治療。
この治療が適さない人もいるが、東京歯科大学千葉病院では手術前に、骨の状態を立体的にみるCTスキャンや、患者の全身状態を調べる検査を行っている。
持病があっても病状を管理すれば、多くの人はインプラント治療を受けることが可能になるという。
(6/25 毎日新聞より)