コロナ感染を口腔映像で判別 2021.01.18 —順天堂大グループら開発- 口腔·咽頭の映像で新型コロナウイルスに感染しているかを判別する検査機器が開発された。順天堂大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科学の池田勝久教授の研究グループらによるもので、2日に発表があった。 皮膚や粘膜に異物が付着すると、免疫反応によって毛細血管が増殖し腫れ上がることによって発赤を起こす。アレルギーの有無を検査するパッチテストは同現象を利用したもので、口腔内もウイルスや細菌... > 続きはこちら
東京歯科大学、慶應義塾と統合へ 2020.12.26 学校法人の東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と慶應義塾(長谷山彰塾長)は11月26日、歯学部の慶應義塾大学への統合及び法人合併の協議を開始すると発表した。2023年4月をめどに協議を進めるとしている。 東京歯科大学は、10学部を擁する総合大学の慶応義塾大学との合併の可能性について検討し、機関決定を経て11月6日、慶応義塾に対して歯学部の慶応義塾大学への統合および法人の合併を申し入れた。これを受け... > 続きはこちら
口腔清掃でコロナ重症化リスク軽減 2020.11.02 -「知ってる」7.3% - 国民の4割は、歯周病によってウイルス感染しやすくなる可能性を認知しているものの、口腔清掃がインフルエンザ感染リスクを下げることを知っているのは2割に留まり、新型コロナウイルス感染の重症化リスクを軽減する可能性については1割を切っている。日本歯科医師会が全国の15~79歳の男女1万人に行った「歯科医療に関する一般生活者意識調査」によるもの。 歯や口の健康と全身の健康の関係... > 続きはこちら
歯科医療 感染リスク高くない 2020.09.14 -PCR検査の陽性率- 歯科医師の新型コロナウイルス(SARS–CoV–2)のPCR検査陽性率は、国民の平均的な値と同程度で、歯科医療での感染リスクは高くない—。日本口腔衛生学会の新型コロナウイルス感染症(COVID–19)対策検討作業部会のアンケート結果によるもの。 調査は、4月に緊急事態宣言が発出された7都府県(東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡)とPCR検査の陽性者の比較的多かった北... > 続きはこちら
歯の神経 再生医療 2020.07.06 -エア・ウォーター、世界初の実用化- 産業ガス大手のエア・ウォーターは26日、歯の神経の再生医療を世界で初めて実用化したと発表した。子会社のアエラスバイオ(神戸市)と連携する同市内の歯科医院の再生医療計画が厚生労働省に受理され、同日から治療の提供を始めた。培養設備で歯神経の幹細胞の培養・加工を受託する。自分の歯を再生したいという需要を取り込む。 親知らずなど不要な歯から1カ月かけて幹細胞を培養。増... > 続きはこちら