インプラント
埼玉へ出張インプラントオペ。
今週の火曜日に埼玉県新座市にある新しい提携先のO歯科医院に初出張インプラント手術へと行ってまいりました。
提携先のスタッフさんはインプラント手術は未経験とあって、当日は、こばやし歯科のチーフ衛生士とサブアシスタントの二人を同行して手術へとのぞみました。
どこの場所でもやる事は一緒なのですが、病院の設備や器具などの備品、それに診療台のメーカーや配置なども違うので、少し早目にお邪魔して、出来るだけ手術しやすい環境に整えます。
でも初めての場所なので勝手がわからず、あれやこれやそこのスタッフさんに聞きながら準備におおあらわでした。
提携先の医院は先生のご自宅も一緒になっており、僕のちっぽけな医院とは比べ物にならない位、立派で広々としております。
広大なお庭から大きな窓へとさんさんと陽が射し院内はすごく明るくていい雰囲気です。
先生をはじめスタッフの皆さんは大変勉強熱心。 事前の準備や術中、術後の動きを片時も見逃すまいと、ビデオ撮影も含め、メモ帳片手に熱心に見学されておりました。
上顎には上顎洞という大きな空洞が広がっており、そのままでは、インプラントがその空洞を突き破ってしまい、埋入出来ないケースが多々あり、今回の患者さんもそうでした。
今回のケースは骨造成法の一つであるソケットリフト法という術式でピエゾサージェリーという超音波機器の一種を用いて左上の一番奥部分に安全にインプラントを埋入するという新しいものでした。
このソケットリフトという方法は、上顎洞という空洞までのスペースがなく、上顎の奥歯の歯槽骨(歯を支える骨)の幅は問題ないが、高さが減少しているケースで、インプラント埋入と同時に骨の高さを増大させる方法です。
患者さんを導入して、事前の最終説明、口腔内の清掃、麻酔、血圧測定など行い、手術終了まで、約1時間。
難しいケースではありましたが、何事もなく順調に事が進み、無事手術を終えました。
インプラント埋入後のレントゲン写真を患者さんと共に確認、説明し、患者さんも安心してニコニコ笑顔で帰られました!
ほっとしたのもつかの間。
手術が終わっても仕事はまだ終わりではありません。
後片づけも大切な仕事の一つです。
インプラント手術では精密器械や壊れやすい繊細な器具など沢山使用します。
もちろん使い捨てのものもありますが、それ以外はそれらを丁寧に洗い、滅菌消毒、乾燥して次回の手術でも問題なく使用できるよう大切にしまわなければなりません。
指導しながらの後片付けをすること、約1時間。
その間、手を動かしつつも本日のオペに関しての質疑応答を行い全て終了!
一仕事終えたところで、最後にO歯科のスタッフさん達と共に記念撮影 ♪♪
韓国 ピエゾサージェリー研修会。
こんにちは
こばやし歯科クリニックの院長 小林です。
先週の金曜日から日曜日にかけて、韓国のソウルにて、ピエゾサージェリーのセミナーに参加してきました。
教鞭をとるのは、ICOI(国際インプラント学会)の韓国初代会長で、現在は名誉会長であられるProf.Sohn 。(ソン先生)
このコースは2日間という短い期間で、超音波の一種であるピエゾ機器を使って、骨不足などで今までは困難であったインプラント難手術を、簡単にしかも安全に早く行えるという画期的な治療法を学びます。
数多くのことを学ぶコースなので、非常にハードなタイムスケジュールとなっており、地獄の特訓コースなんて例えて言っておられる先生もいました。
初日の講義が終わったのは夜11時過ぎ!?
主催者側から紹介を受けるソン先生。(写真右)
長身で、まだお若い印象を受けました。
骨などの硬組織のみを削る振動周波数のピエゾ
は、上顎洞までの距離が無い場合でも安心して骨を削ることが出来、チップが上顎洞まで達しても、軟組織であるシュナイダー膜を破る事はまずありません。
しかもチップ内部から出ている水により、シュナイダー膜を骨から剥がしてリフトしてくれます。
これにはびっくり!!
同席した、天野先生。
僕と同じ歳で、2日間仲良くご一緒させていただきました。
月曜は診療の為、帰りの飛行機に間に合わないので、先に会場を後にすることに。
皆より先に修了証書をソン先生から頂き、とりあえず記念撮影!
ラフな格好で失礼しました。
久しぶりの韓国でしたが、旅行気分を味わえたのは、金曜の夜到着して、ホテルにチェックイン後の夕食位でした。
地元の人が紹介してくれたお店だったのでとても美味しかったです!
それにしても、今回の韓国での研修は、非常に興味深くためになるものでした。
食事以外は8時間位ほぼぶっ通しでしたが、眠気どころか、頭は冴えわたってました。
これまでの自分の臨床で、特にインプラントにおいて治療の幅を更に広げ、サイナスリフト(上顎洞底挙上術)、スプリットクレフト(狭い骨幅を広げる手術)、GBR(骨移植)などの難しいケースの患者さんにとっても、低侵襲で、安全、かつ予知性の高い治療をお約束出来ることでしょう。
インプラント&移植
今年の1月に右下にインプラント2本を入れた50代女性の患者さん。
その快適さに大変喜ばれ、右上奥歯もインプラントを1 本入れることを希望されました。
右上奥歯はインプラントが入るだけの骨の厚みが無く、ソケットリフト(上顎洞の膜を上へ挙げてそこに骨を足してインプラントが入るだけの長さの骨を確保する方法)という手術が必要です。
それとは別に、左下に親知らずが残っており、相対する歯が無いので、上に伸びてきてしまい、最近手前の歯との間に食物がよく詰まって取れなくて困ると訴えていらっしゃいました。
この場合、右上奥歯はインプラントを1本入れて、左下の親知らずは必要ないので抜歯する、、、
って方法が一般的ですが、、、。
レントゲン写真や模型などを見て、どういう方法が、患者さんにとって一番いいかを 色々検討してみました。
左下の親知らずは小さな銀の詰め物が入っていますが、伸びてしまっている以外は、虫歯や歯槽膿漏もなくしっかりしています。
レントゲンで見てみると根の形も複雑で無さそうだし、右上の奥歯の無い場所に丁度合いそうです。
で、右上奥歯はインプラントは止めて、親知らずを移植してみることにしました。
術式は、インプラント体が本人の歯に変わっただけで、後は基本的に同じです。
→
綺麗に入りました
術後3週間が経ちましたが、今のところ、痛みや腫れも無く順調な経過をたどっています。
歯が無い所に人工歯根のインプラントを入れる方法は、従来の入れ歯やブリジッジの方法に変わって、非常に有効な治療法であることは言うまでもありません。
しかし、場合によっては必要のない親知らずなど、ご自分の歯を無い部分に移植して有効活用出来る場合もあります。
移植した歯がちゃんとくっ付けば、インプラントには無いクッションやセンサーの役割をする歯根膜まで再生するのですから、、、。
何よりも、ご自分の歯ですからね、、、。 お金では買えないものです。
カムログインプラントを通じて、、、
ドイツ研修でミュンヘンのクリニックでお世話になった、カカッチ先生が、つい先日から、講演のため来日されており、 昨日は東京で、ドイツでもご一緒した梅田先生とのジョイントセミナーがあり、僕は急きょ午前の部のみ参加させていただきました。
お二人の診療に対しての姿勢で 「低侵襲で最大の効果を」との考えに共感しあい今回のセミナーが実現したとのこと。
午前中は、梅田先生のお話が主でしたが、 非常に面白く、勉強になりました。
梅田先生の講演はもちろん非常にアカデミックなのですが、それと共に、かっこつけないと言うか、要するに綺麗事ばかりでなく現場での泥臭い話も交えてなさるので、臨床家にとっては有難いですね。
彼とはだいぶ前のセミナーでご一緒して僕の後輩が彼の病院に勤務していた関係で名刺交換したことはあったのですが、今回のドイツ研修でご一緒させていただき、またご縁をいただくこととなりました。
僕より5歳も年下なのですが、都下一等地で5件の医院を開院しており、非常に勉強家で、知識や技術に対しての飽くなき探究心、未来への先見性など、僕などとても足元にも及ぶ訳もなく、それでいて謙虚で人間味溢れる方で(一見強面なのですが、、、)、久々に大器と出会ったという感じがします。
約4年前カムログインプラント代理店アルタデントのT氏(写真右)との出会いがきっかけで今に至っております。
技術屋一筋で歩んでこられたT氏。
インプラントに関してもその知識は半端じゃありません。
お昼前のDrカカッチの講演を聞いて、その後記念撮影!
ドイツ研修で出会った良き仲間達 ↓
ミュンヘンのレストランにて(左からDr梅田 Dr佐藤 Drカカッチ 本人 Dr石川)
良き出会いはそこからまた良き出会いへと繋がり、お互いに刺激しあい、切磋琢磨し、自分自身をレベルアップしていってくれます。
良き出会いに乾杯!!
ドイツ研修レポート その2
バーデンバーデンのDrベシュミットのオフィース見学の後、現地にて一泊して、翌朝一旦シュツットカルトへ戻ってそこから列車にてミュンヘンへ移動しました。
翌日からは、ミュンヘン中心街でご開業されておられるDrカカッチのデンタルオフィース内の研修施設にて、ライブオペやハンズオン実習、レクチャーなど行います。
シュツットカルト駅です。
駅構内で見かけた、医療用のインスツルメントを売っている露天商!?
日本では考えられませんね。
パキスタン人が売っているらしいです。
T氏によると、物はしっかりしていて確かだそうで、ドイツの歯医者さんも利用しているとのことです。
僕も義歯を作る際に使用するワックススパチュラを買いました。
値段は日本円で600円ほど。 安いっ!
シュツットカルトからミュンヘンまで、約3時間の列車の旅です。
こちらの特急列車は座席間に余裕があり、シートも大きくて座り心地が良く快適でした。
ドイツののどかな田園風景を眺めながら、あっという間に時間が過ぎていきます。
ミュンヘンへ到着しました。
よく映画に出てくるような、ヨーロッパ独特の雰囲気のある駅です。
タクシーでミュンヘン中心街のDrカカッチのデンタルオフィースに程近いホテルへ向かいました。
ミュンヘン中心街へ到着です。
この時計台の横のビルにDrカカッチのオフィースがあります。
Drカカッチのデンタルオフィースの看板です。
Drカカッチとスタッフ一同が出迎えてくれました。
バーデンバーデンのDrベシュミットのオフィース程は豪華ではありませんが、それでもすばらしい設備の整った綺麗なオフィースです。
ライブオペ見学用の歯科ユニットです。
デンタルライトにビデオカメラが取り付けてあります。
実習やライブオペ見学用のモニタが備わった研修用の実習机です。
歯列模型が取り付けられる人形も備わっております。
Drカカッチのライブオペ風景です。
サイナスリフトでの上顎インプラント手術です。
現在はオランダのアムステルダムで開業しているそうですが、近々カカッチ先生と共同でミュンヘンで新しいクリニックを共同運営するそうです。
ジョージクルーニー似の超イケメン。39歳独身(彼女はいるそうですが・・・)でドイツのスキーナショナルチームメンバーだそうです。
Drカカッチの研修施設での2日間にわたる研修を無事終えて、修了証書を頂きました。
その際なぜか?特大のジョッキグラスも付いてきました。
新鮮な野菜がたくさん売られています。
5月、6月は、白アスパラが旬だそうで、太くて美味しそうなものが沢山並んでいます。
現地での食事では、3日連続でアスパラだったので、さすがに飽きてしまいましたが、、、。
でも、本当に美味しかったですよ!
新と言っても100年以上も前の建物だそうですが、、、。
仕掛け時計で有名です。
それにしても壮大な景観でした。
ドイツでの2日間の研修を終えて、Drカカッチ、Drピーターと共に記念撮影。
医療先進国、ドイツでのインプラントスペシャリストによる2日間にわたる研修は非常に勉強になりました。
前歯部など審美領域や、上下顎臼歯部の骨不足など、難症例においての最小限の侵襲で安全かつ確実に行うインプラント手術、骨増大や軟組織の移植による予知性の高い治療法など、これからの臨床に無くてはならない技術や知識を身に付けることが出来ました。
将来に向けての病院の発展 とインプラントを希望される多くの患者さんに多大なる好影響をもたらすことと疑う余地がありません。
Fin
ドイツ研修レポート その1
5月21日 朝9時過ぎに今回のカムログインプラント研修会の主催責任者であられる、アルタデント社のT氏と共に成田を出国しました。
約11時間の狭く窮屈な空の旅に耐え、現地時間で午後1時頃、フランクフルトへと到着しました。
時差は7時間(サマータイム)です。
フランクフルト空港からタクシーで市内のホテルまで向かいました。
チェックインを済まし荷物を置いてから、とりあえず、近くのオープンカフェへ、、、!
長旅の疲れを癒し? 明日からの研修会に備え、まずは本場ドイツの地ビールで乾杯!!
フランクフルトで1泊して、翌朝 シュツットカルトまで空路で移動し、空港にてレンタカーを借りて、ドイツ屈指の高級リゾート地といわれるバーデンバーデンでご開業されている、Drベシュミットのデンタルオフィースを見学しにアウトバーンを西へと車を走らせました。
Drべシュミットはドイツ本国のみならず世界的にご活躍されている著名な方です。
日本にもインプラント講演をされに来日されておられます。
Drベシュミットのデンタルオフィースは日本で一般的に考えられている歯科医院という概念をはるかに超越した、「すばらしい!」の一言に尽きる病院でした。
ここは本当に歯科医院??
まるで美術館の様な空間の中に、今現在考えられる最高の設備を備えた他に類を見ない医院です。
数人の患者さんの治療を見学し、施設内の案内や診療システムの説明、先生の歯科医療に対しての考えなどレクチャーして頂き、色々と勉強になりました。
とにかく、何もかもが綺麗!!
白を基調とした病院の内装そのものもですが、チリ一つ落ちてないクリーンな空間や妥協を一切許さない治療、患者さんへのホスピタリティ溢れた対応 etc・・・・・
驚きとため息ばかりの貴重な時間を過ごしました。
Drベシュミットのオフィースを後にして、今夜滞在するホテルにチェックインを済まし、バーデンバーデンの町を観光しました。
ドイツ中のお金持ちの方々が避暑地として訪れる場所だけあって,ヨーロッパ独特の古き貴族社会の名残を残した優雅な雰囲気な街です。
歩いている人々が皆セレブに見えてしまいます。
実際にドイツ中のお金持ち連中が集まっているそうですが、、、
走っている車はベンツ、ロールスロイス、フェラーリーなど超高級車ばかり、、、
日本人と言いますか、アジア系の人は全く見かけず、恐らく僕たちのみだったのでは・・・。
近くのドイツレストランで軽く夕食をとって明日からのセミナーにむけて、長距離の移動もありますので夜の10時には寝床へつきました。
明日は一旦シュツットカルトへ戻ってそこから列車にてミュンヘンへ移動です。
ミュンヘン中心街でご開業されておられるDrカカチのデンタルオフィース内の研修施設にて、ライブオペやハンズオン実習、レクチャーなど行う予定です。
明日以降の滞在記は次回ということで、、、。
本年のインプラント手術は全て無事終了いたしました。
昨日の木曜日をもって、本年のインプラント手術は全て無事終了いたしました。
1年間、大きなトラブルや事故も無く、予定していた患者さん全員に予定通りに手術を行うことができました。これも、患者さんの協力あってこそ成し得る事だと病院スタッフ一同感謝するばかりです。
僕個人といたしましては、患者さんはもちろんのことですが、インプラントスタッフの周到なアシストや、インプラントメーカーの信頼おけるサポートがあったからこそ、本年も予定していた手術を無事行うことが出来たと、改めて周りで支えていただいてる方々に「ありがとう!」の気持ちでいっぱいです。
インプラント治療に限らず、医療とは、患者と医者、それにまわりの医療スタッフの3つの輪が重なってこそはじめてゴールが見えてくるものだと考えます。
来年もその事を肝に銘じて少しでも患者さんのお役にたてる様、スタッフ一同頑張って行く所存であります。
「インプラント治療を受けられた患者様の声」をアップいたしました。
当医院でインプラント治療を受けられた患者様の声をインプラントのページ上にアップいたしました。
これからインプラント治療を考えておられる方やインプラント治療に興味がある方は是非参考にして頂ければ幸いです。
「インプラント治療 なるほどガイド」に掲載されました。
当医院が、「インプラント治療 なるほどガイド 2008年 秋 保存版 定価:本体800円+税 海苑社」 のP52~P53 「話題のクリニックを訪ねて」のコーナーに掲載されました。
インプラントについての説明や、当医院でのインプラント治療への取り組み方など、解かりやすく記載されております。
全国の書店や図書館、当医院の待合室にも置かれておりますので、是非ご覧下さい。



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