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院長ブログ 2007年12月

今年も一年間、ありがとうございました。

29日午後1時をもって,(医)裕慈会 こばやし歯科・宮の前歯科の平成19年度の診療が全て終了いたしました。この一年間、無事に診療に従事出来たのも、スタッフの支え、患者さんのご協力あってのことだと心より感謝申し上げます。

 ということで、{%pa%}毎年恒例の最終日忘年会を慣行致しました。{%beer_a%}{%cracker_a%}この一年間、色々なことがありましたが、こばやし歯科・宮の前歯科共に、スタッフ皆が力を合わせ、地元をはじめとした患者さんの健康増進に貢献できたと自負しております{%exmark2%}{%applause_a%}来年も、お口の健康を通じて、患者の皆様が幸せな人生を送っていただけるよう、スタッフ共々頑張ります。{%power_a%}来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。{%rainbow_a%}
            
       さぁ、皆{%exmark2%}今夜は飲んで{%beer_a%}歌って{%mic%}はじけるぞー{%fireworks_a%}{%hurrah_a%}

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変わらぬ姿勢 変わっていく人

先日、大学時代の同級生で、かれこれ20年の付き合いになろうかという、T先生が北海道から、学会のために上京されました。と言っても勉強熱心な彼。頻繁に学会の発表やら、講習会やらで上京しており、会うのはさほど久しぶりではありません。お互い気が合うし、僕の家を定宿としていることもあり、彼が上京する度にとは言いませんが、ほぼ毎回会って情報交換したり日頃の悩みを打ち明けあったりと、お互い良き理解者で付き合っております。ということで今回も例にもれず、何処か落ち着く処で飲みにでも行こうということになり、貧乏苦学生時代からよく行っている文京区の千駄木にある「鳥ぎん」に久々に二人で顔を出しに行きました。

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僕は今でもたまにふらっと立ち寄るのですが、彼と一緒に行くのはおそらく2年ぶりくらいではないでしょうか。下町情緒溢れる文京区、谷中に程近い「すずらん通り」という小さな飲み屋が集まった路地横丁にある、これまた小さな暖簾分けの焼き鳥屋です。ですが、僕と彼にとっては、大学1年からのこの20年という長い月日を振り返るうえでなくてはならない大切なお店なのです。お店は10人も入れば満席かという狭さで、カウンターのみ。そこを当時と変わらぬスタイルで大将一人でお店をきりもりしています。
 初めて行ったのは20年前の大学に入りたての頃。当時T先生が、お店のすぐ近くに部屋を借りていたこともあり、なんとなく行くようになり、いつの間にか常連になっていた気がします。2人ともお金が無かったこともあり、その当時の価格で、焼き鳥、つくね、ねぎま、うづら などほとんどの焼き物が120円。アスパラ肉巻きや、合鴨、手羽先など、ちょっと高級品は200円という貧乏学生にとってはほんとにありがたい価格設定でした。しかもこんなに安いのに旨い!釜飯も最高!飲み物は最初はビール。次からはお決まりのレモンサワーで、ひたすらこれのみです。ここのレモンサワーは大将がその場で絞りたてのレモンを焼酎サワーの中に注ぎ込み、その加減が絶妙なのか、僕も含めて、仲間には結構ファンが多いです。値段も400円。にもかかわらず、2人で行って、財布の中身もよく確認せずにと言うか、お互い相手に持ち合わせがあるだろうと、高を括って行ったものの、散々食べて飲んだ挙句、2人あわせて380円ってな時があり、大将に無理言って、付けにしてもらった思い出もあります。

 学生の本分である勉強もろくにせずに、飲んだくれていた僕たちのようなどうしょうもない学生を大将はいつも笑顔で迎え入れてくれました。テストで赤点取って再試になった時、彼女にふられて落ち込んでいたとき、etc,,,今となっては取るに足りないことですが、大将に話を聞いて欲しく、酔っ払って長々と管を巻いたことも数知れず。どんな時も黙々と焼き物を焼きながらも、うんうんとうなずき、どうでもいい話をよく聞いてくれて、たまに一言二言、自分の意見をさらっと言ってくれる。酔いが醒めた後に思い出したその一言が心に沁みるんですね。
 やがて卒業をむかえ、無事国家試験に合格し、晴れて歯科医師に。
 T先生と、大将への報告も兼ねて祝杯をあげに行きました。大学1年生の時に初めてお店に行ってから早6年。世の中はめまぐるしく変化ていきますが、ここの焼き鳥は、やっぱり120円。少し白髪が増えて、しわが深くなった気がしましたが、その時も、いつもと変わらぬ笑顔で、いつもと同じ姿勢で黙々と。「よかったね」「立派な先生になってね」その言葉が嬉しかったです。

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 やがて、社会人として、また一人の歯科医師として世の中に出て、世間の波にさらされ、もまれ、僕達も少しずつ大人なっていった気がします。結婚・独立開業・子供の誕生。人生の節目節目で、大将のお店に行き、いつ行っても変わらぬ姿勢、変わらぬ笑顔で、また変わらぬ味、値段で迎え入れてくれました。
 
この20年、大将はいつも変わらぬ姿勢で、僕たちを見続けて何を感じていたのでしょうか。
 
 光陰矢の如し。僕ももう40過ぎのいい大人です。当時50過ぎだった大将も、もう7?才。
先日顔を出した際、最近は少し体がきつくなってきたとおっしゃっていましたが、やはり昔とはわらぬ姿勢で黙々と焼き鳥を焼いている後姿に、少し老いを感じずにはいられませんでした。相変わらず、焼き鳥一本120円。こんな値段で大丈夫なの?と問ってみても、返事は笑顔のみ。どうやら変えるつもりはないようです。
 僕たちは、この20年という月日を経て、さまざまなこと変わりました。一方、大将はと言うと、年齢を重ね、白髪が増え、しわが増えた以外、僕らから見てなにも変わっていません。
親になり、すこしは大人になった今、彼の生き様の中に何か人生で大切な事を教えてくれている気がします。
ひたむきに、一つのことをコツコツと。僕の好きな河島英五の「時代おくれ」という歌を思い出します。
大輪の花を咲かせ、派手に散る、、、そんな人生に憧れがちですが、路肩にひっそりと綺麗な花を咲かせ、人知れず散っていく、、、そんな人生もまた素敵に思えてきます。

僕もこれからの人生、歯科医師という自分に与えられた職に、真面目に、実直に、ひたむきに取り組んでいこう・・・
 年の瀬も押し迫った底冷えする一夜に、ほろ酔い気分でそんな事を思ったひと時でした。

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上:20年経て、2人共こんなに立派なおやじへと成長しました。 下:20年前 大学研修旅行にて

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大阪での小さな発見

 昨日、病院建築の打ち合わせで、日帰りで地元大阪へ行ってきました。朝、8時前の新幹線のぞみで10時半には新大阪に到着し、まずは、ご先祖様への今年1年のお礼の挨拶も兼ねて伊丹方面へ墓参りへ。その後阪急伊丹駅から梅田へと出て、本来ならばここで阪急三番街のインデアンカレー{%forkknife%}に立ち寄るのですが、最近は東京にも出店し、何時でも食べれるので、今日は無視して、そこから地下鉄御堂筋線心斎橋駅にある設計事務所へと足を運びました。梅田は相変わらず人々でごった返して、「大阪は?今日も?ぉ活気にぃ溢れ?」てな歌が流れてくる感じでした。途中、阪急から地下鉄御堂筋線へと続くエスカレータ上で動かずにじっと佇んでいると、後ろからどんどん人が降りてきて、邪魔だよと言わんばかりの目でじろっとみられながら僕に少しぶつかりながら降りていきます。ちゃんと左に寄ってるのだから右側を通ればいいのに、、、と思いながらよくよく見てみると、じっと佇んでいる人たちは皆、右に寄って左側が開いています。東京は反対の左に寄って右側を開けていますよね。不思議ですねぇ。何でなんでしょう{%quesmark%}北半球と南半球ならまだしも、たった600キロしか離れていない東と西なのに。他愛も無い事ですが、毎年関西に帰郷しているにもかかわらず、初めて気付きました。誰かその理由、知りませんか?

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未来予想図

 先日、来年移転新築する病院の設計をお願いしている建築士さんと最終的な打ち合わせがあり、その際にCGによるパース(完成予想図)を見せていただきました。限られた予算のなかで、いかに美的にも、機能的にも、また質的にも優れた良い建物・すなわち費用対効果の高い建物を建てるか、色んなアイデアを出し合いながら、ほんとうに孤軍奮闘してくれています。{%applause_a%}いつも2次元的な図面上での打ち合わせでしたので、建物の形を頭に中でイメージしながらあれやこれやと話をしていたのですが、CGパースによる立体的な絵を目の前に打ち合わせをすると、近い将来本当にこの建物が建つんだというわくわくした気持ちで話も弾みました。{%diacritic_a%}
 最新最良の設備を備えたインプラント・CTセンター・そしてホワイトニング・PMTCを主体とした審美エステサロン・自分をはじめ、スタッフのモチベーションを上げ、より優れた医療サービスを提供する為の研修室などなど、、、僕の未来予想図は膨らむばかりです。{%clear_a%}
これから来年にかけて実際に建築に移っていき、おそらく役所の建築確認申請やら施工会社との予算の絡みなど、様々な問題も山積ですが、くじけませんぞ。{%power_a%}来年の10月を乞うご期待{%exmark2%}

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強力な助っ人

歯医者という仕事は結構体力がいる職業でして、わかり易く言えば、言い方は悪いですが、削って切って貼っての作業を一センチ四方のスペース、時には数ミリの世界で行っています。しかも患者という人様の体ですので、もちろん失敗は許されるものではないし、自分のもてる技術や知識を可能な限り駆使して丁寧に正確に早く行うことが要求されます。削るに関して言えば、何万回転もの高速で回っている鋭いドリルをお口の中という限られた狭いスペースで扱っているので非常に神経を使います。普段の診療では慣れてしまってあまり気になりませんが、難しい抜歯やインプラントの手術を無事終えて安堵して院長室の椅子に座ったときなどに、無意識な緊張や無理な体勢による負荷が筋肉に相当かかっていることがどっとした疲れとして体全体で感じる時があります。しかし最近手に入れたライト付拡大鏡によって毎日の診療が本当に快適に行えるようになりました。まず、拡大鏡の上についているライト。これが非常に明るい!これのみでチェアについているライトがなくても十分に治療を行えます。その次にクリアな視界で大きくはっきり見えるレンズ。僕のタイプは倍率が2倍ですが、たかが2倍とあなどるなかれ。目に入ってくる情報は4倍らしく、今まで見えにくかった細かいものもはっきり確認できます。明るく大きくはっきり見えることが毎日の診療をこんなにも変えるのかと感心してしまいました。おそらく、それだけ目から入ってくる情報が多く、脳で処理して腕の筋肉に出す指令も的確なのか、正確に早く綺麗に診療できます。焦点距離のおかげで姿勢もよくなり、以前に比べ体も大分楽になり、今では僕の強力な助っ人となっています。テレビドラマの「医龍」でも坂口憲二がオペのシーンで使っており、心臓外科手術などでは必需品なのでしょうが、命に関わらないにしても細かく繊細な作業の多い歯科医療においてもおおいに活躍してくれます。僕の使用しているものは、ドイツ製で少々お値段が張ったのですが、それに見合うだけのことは十分ありました。テレビショッピングじゃないですが、今ではこれ無しでの診療は考えられません。

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